花と音楽のある暮らし

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2009年11月1日日曜日

09.11.01 三河湖ツアー

09.11.01三河湖ツアー

このところの週末は晴天続きだったが、11月1日はそこだけピンポイントで雨の予報。
心配しながら集合場所に向かう。

当初は輪行の予定だったが、天気予報は相変わらず「午前中曇り、午後雨」。

サイクリングの後半雨に降られたとして、びしょ濡れのまま電車に乗るのもはばかられるし、第一通常の着替えにレインコートを余分に持たなければいけない。
三河湖は結構長い坂道が続くので、荷物は極力背負いたくない。

今日は車だな。


柳川瀬体育館の周辺は公園全体が工事フェンスで囲まれていて、ナビが指示する方に進入できない。
そのまま直進して堤防から回り込もうとしたが、堤防から下りる道がない。
Uターンして、大回りしてやっと駐車場にたどり着いた。
こういうところが方向音痴といおうか、勘が鈍いところなんだよな。
他の人たちは別に苦労することなく、当たり前のように到着したようだ。


ところが、今回は私より更に苦労してる人がいた。
幹事さんのケイタイに道に迷ってたどり着けないという電話が入る。
相当にあちこち走り回った揚句、あせりにあせってやっと到着した。

今日は午後に雨が降るので早めに出発しようとしていたのが、逆に30分遅い出発となってしまった。
帰りに雨に降られるようなら、このせいだ。みんなで責めてやらなきゃ。


三河湖への道はゆったりとした上りだ。
わずかに負荷がかかる程度の快適なコースだ。

駒立ぶどう園でいったん立ち止まると、高度表示のでるサイコンを持ってる人が
「185m上ってきた」と叫んだ。

へぇ~、腕時計みたいので高度が簡単に表示されるんだ。それに、そんなに上っている感覚はなかったが、いつの間にか結構高いところに来たんだね。

ここから本格的に上りが始まる。
5%程度のアップダウンが三河湖まで続く。
少しもがきながらの、ちょうど楽しめるほどの勾配だ。

雨が降り出す気配は全くなく、このまま晴れていきそうな空だ。
ただ、湿気が多く蒸し暑い。



峠で後続の人たちを写す。
みんな苦しみながらも楽しそうだ。乗り切って笑顔がこぼれる。

坂道って不思議だなあ。
なんでこんな苦しいことするの?と思いながら、止められないんだよね。
5%くらいの坂の場合の話だけど。


三河湖の石碑に登って集合写真を撮ってもらった。

今日の昼食は「腰掛山荘」

ダム湖の上まで上って湖を少し回りこんだ左手にある。
腹の減った身にはけっこう厳しい坂道だ。
しかし上らなければ昼食にはありつけない。


16人のメンバーが入るのにちょうど良い大きさの、落ち着いた座敷に通される。
川魚や山菜のメニューが豊富にある。
「ヘボめし」という蜂の子入りの料理もある。

ケイリンやツール・ド・フランスの走法の話や裏話などが聞けて興味深かった。
いろんな情報を持ってる人がたくさんいますね。


帰路はずっと下り基調。

下りの速いミシガンさんも、今日は大勢の引率なので、全体がバラケ過ぎない程度に少し抑え気味に下りていく。
そうそう、そのくらいのスピードなら何とか付いていけます。


「二畳ヶ滝」と「奥殿陣屋」が探訪ポイント。

奥殿陣屋では幹事さんが我々を鼓舞するために頼んでおいてくれたんじゃないかと思うほどのタイミングで「かがり火太鼓」が始まった。

このころからポツポツ雨が降り始めて、それぞれレインジャケットなどを着け始める。

「お茶と和菓子」が絶妙らしいのだが、雨宿りしても止んでくれるような雨でもなさそうで、早々にゴールに向かうことになった。


雨はどんどん激しくなり、レインジャケットを着けた上半身はともかく、下半身、特に靴の中はびしょびしょになってしまった。

ヘルメットからも水滴が落ちるし、前方の自転車からのハネを頭からかぶる。

こんなに激しい雨の中を走るのは初めてだ。

雨天走行はマンホールやグレーチングなど鉄板の上で滑ったり、サングラスが水滴で見にくくなったり、その他いろんな要素が絡んで注意が散漫になったりするのが怖いので、スピードを抑えて集中して走る。



天神橋の辺りで何人か、はぐれているのに気がついた。
ピナレロレロ大矢さんが戻って探しにいってくれる。
雨はいつしか小降りになり、橋の上で待つことになった。

ゴールはもうすぐなので先に行ってしまっても良さそうなものだが、やはり全員一緒に無事にゴールしたいという気持ちが働くのだろう。
これが探訪あいちの良いところだ。


最後尾で安全を確保してくれたBianchiマニアさんも、探しに行ってくれた大矢さんも、全員揃ったところでゴールに向かった。


雨に降られたのを、朝遅刻した人のせいにして責めることも忘れて、再会を約束して家路についた。

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