花と音楽のある暮らし

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2009年11月28日土曜日

09.11.28 春日井 蕎麦三昧

09.11.28春日井蕎麦三昧

春日井の蕎麦屋を3軒~4軒、グルメサイトで人気の高い店を食べ比べるサイクリング。

同じ市内の店なので、サイクリングの距離は10km程度にしかならない。
各自、自走で落合公園に集合することになっている。

自宅から落合公園までは15kmくらい。
せっかくのサイクリング日和なので少し遠回りして、1日50km~60kmは走りたい。


犬山モンキーパークに向かって、そこから尾張パークウェイのUP/DOWNを走って入鹿池へ。
こちら側からのコースは久しぶりだ。

車道を走るとインターの出口部分を走るときや、次に来る入口の左からの合流場所では緊張する。
今日は基本的に通行量が少ないので大丈夫だが、車が連続して進入してくるようなら自転車の逃げ場所はない。
まあ、状況を見ながら、そんな時は側道を走るほうが安全だ。


入鹿池から右へ行けば平坦な道。
左に折れると小牧東ICトンネル方面へ少し上り。
もちろん左を選ぶ。

トンネル手前を右折して東洞へ行くのはいつもの練習コースの逆回り。
東洞から上っていくよりはずいぶん楽な気がしたが、それでも結構汗をかいた。



7時半に家を出て、落合公園駐車場まで約30km。9時到着。
NPO北條さんが既に来ている。
そういえば出掛けにACAのホームページで掲示板をチェックした時、
早朝から北條さんの書き込みがあったのでびっくりしたけど、
いつも5時起床で、すぐにパソコンを立ち上げるのだそうで、また驚いた。


公園内で写真を撮ったりしているうちに、徐々に集まってくる。
今日のメンバーは9人のようだ。

いつもは健脚で鳴らす人たちが、今日のような短い距離のグルメツアーにも参加してくるんですね。



ミニ三脚を使って集合写真を撮ってみた。
「その三脚、もう1段伸びるんだよね」という指摘に、
「いや、これは、やってみたけど伸びないんだよ」と言いながら引張ったら見事に1段伸びた。
恥ずかしいやら、嬉しいやら。

今後は地面すれすれの目線ではなく、もう少しだけ自然な角度で撮れそうだ。


落合公園を1周した後、朝宮公園までのサイクリング&散歩道となっている「ふれあい緑道」を1列になってゆっくり走る。

紅葉・黄葉もあり、ときおり吹く風に舞う落ち葉も、心にふれる気持ちの良い小径だ。
桜の季節もきっとほのぼのとした、市民の憩いの緑道なのだろう。
今もジョギングや散歩をする人、芝生の上で遊ぶ人など、大勢が太陽の恩恵を受けている。



1件目の蕎麦屋「ささ家」に10時半到着。まだ店は閉まっている。
そうだよね。蕎麦屋はそんなに早朝から開ける商売じゃないと思ったよ。

電ちゃんが電話をしたところ、一番早く開店するのは「優庵」の11時。
それまで緑道をポタリングしようということになった。



この緑道は犬山の取水口から名古屋の鍋屋上野の浄水場へ行く配水管の上を散歩道として整備したところだ。
みんなでポタリングするには快適な道だ。
しかし、交差する道が多くその都度一時停止なので、一人でロードバイクを走らせるための道ではない。



最初にありつけたのは「優庵」。11時ちょうどに店主が出てきて暖簾を掛けた。
なかなかきれいな店で席数も多い。
ざるそばは2段重ねで皆は一段づつ分け合い、私一人が2段食べた。



2軒目は「ささ家」に戻ってきた。
ここも11時ちょうどに暖簾が掛けられた。
座敷もあるが、何しろ靴脱ぎが面倒なので、すし屋のようなカウンターに着いた。
黄瀬戸の器にせいろ盛り。


3軒目は「桃李」。店の構えといい、内装といい、創作料理の店風だ。
蕎麦は「10割そば」だそうで短い。
殻のまま挽いた、少し黒い「田舎蕎麦」を注文。



更にもう1軒探していく。
マンションビルの1階にある「三心」。
内部はコンクリート打ちっぱなし、10人がゆったり座れる大型のテーブル。

ざる蕎麦ばかり食べてきたので趣向を変えて「そばがきぜんざい」にしようとしたが、通常サイズの半分のざるもOKということなので、結局最後もザルに盛られたざる蕎麦。


4軒回ってもザルはザルだ。出し汁の味にそれぞれ工夫があり、若干の違いを見せるものの、そばそのものの違いが分からないなぁ。

しかし皆さんそれぞれに一家言お持ちで、比較検討しながらランク付けをしている。

ミシガンさんなどはミシガンの前が京都だったそうで、和食の微妙な味わいを体得されているのか、味の違いを言い分けていく。
こういう人は料理を、目で、鼻で、舌で、五感を使って味わっているんだろう。

経験を言葉に置き換えて記憶できるので、豊富な言葉を使って表現できるのかもしれない。

「物を見るとき、ただ漠然と見るのではなく、イメージを具体的な形として認識する(言葉にする)と理解しやすい」
と聞いたことがあるが、味覚の表現も同じようなことなのだろう。



ここで今回のグルメツアーは終了し、
森林公園まで帰る途中に定光寺まで脚を延ばすというミシガンさんとBianchiマニアさん、それと北條さんと一緒に定光寺まで行くことにした。


定光寺は自宅から2度ほど来ているが、最後の坂は厳しいですよ。

これからこのきつい坂を上る4人で、城嶺橋で記念撮影。
橋の欄干にカメラを据えて自動シャッターで撮影したまでは良いが、
カメラの位置の都合で座って並んだら、川も見えなくなってしまって、
何を意図した写真か訳が分からなくなってしまったが、それでもとりあえず4人写っているから良しとしよう。

15%の坂もNPO北條さんは、それこそN(なんちゃって)P(ピスト)でグングン上っていく。すごいですね。



展望台は名古屋の高層ビル群をはるか彼方の蜃気楼のように浮かび上がらせている。
紅葉の色付きもなかなかのものだ。

屋台も賑わっているなあと思っていたら、同行の3人もあれだけ蕎麦を食べたばかりだというのに、何やかや注文して食べている。
食欲旺盛。元気の源ですね。




展望台の下に定光寺はある。
おりてみると、さすがにお寺の紅葉は見事だった。
庭師が場所を選んで植え込み、手入れしてきたせいか、
あるべき場所に紅葉している。

落ち葉もそこに落ちることが計算されていたかのように美しく落葉している。
銀杏の黄色も鮮やかだ。
陽の当たり具合もちょうど良く、今年一番の紅葉を見た。



帰り道はNuviの目的地を「自宅」に設定して帰る。
前回は高座山の東側を通って都市緑化公園へ行く上りのある道だったが、今回はなぜか、高蔵寺駅前を通って桃花台へいく、坂らしい坂はほとんどない道だった。

ただし、北西の風が強く、ウィンドブレーカーがバタバタを通り越し、耳に痛いような刺激音を伝えるほどだ。

大県神社の前を通って帰り着いた時は体がすっかり冷え切って、昼間の汗とこの冷え方で風邪を引きそうだ。

自転車の掃除も簡単に済ませ、冷えた身体をシャワーで温めた。

Dst : 86.6
Tim : 4:28:46
Max : 46.6
Ave : 20.8

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