花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2010年2月14日日曜日

10.02.14 八百津栗きんとんツアー

10.02.14八百津栗きんとんツアー

集合場所の可児市役所までは20km程、もちろん自走する。
41号線を避け、信号の少ない旧道を行きたいがNuviは最短距離を進むべく41号線へ誘導する。
それならば仕方ない、41号の脇のサイクリングロードを走ることにする。
ところが41号線の車道は整備されているが、サイクリングロードはヒビ割れやアスファルトが劣化しているうえに、枯葉の吹き溜まりになったりしている。
車道を走りたいのは山々だが、車が80km以上出しているので、身の安全を考えればおとなしくサイクリングロードを走るほうが賢明だ。
このサイクリングロード、けっこうUP/DOWNが激しく、もう少し整備されていれば、練習用のコースになる。
今日は集合場所まではなるべく平坦な道を走りたかったのだが。
なんだか久しぶりにヘルニアが痛む気がする。
今日の参加者が走り屋集団だったらやばいなあ。

可児市役所の駐車場には8時少し過ぎに到着。
電ちゃんやNPO北條さん、ピナレロレロ大矢さんなど早くも準備している。

今日の参加者は26名(実際は27名だった)
9時スタートの筈が、なんだかんだで遅くなっていく。

6kmくらい走ったところで飛騨街道名物「小田巻き」で休憩。明治時代から続く店だそうだ。
少し進んでまた止まった。川辺町の「養老軒」。「ふるーつ大福」が有名なんだそうだ。
出発前に、電ちゃんが全員の分をまとめておいてくれたので、購入するのに並ぶのは一人だけ。
他の人はフェンスに自転車を立てかけずらっと並ぶ。バイクジャージが26人も並ぶと壮観ですな。
それぞれこの場で食べる分と、家族へのお土産を受取ってバッグに詰めている。

八百津の町に入るとまた「八百津せんべい」に立ち寄り。
みんなよく入るね。

「五宝滝」まで厳しい坂が続くのかと思っていたが、それほどでもなかった。
誰かが飛び出していくと、やはりみんなも追いかけて、レース走りになってきた。
わずかな距離だったが、車の来ない道で思い切り走るのは楽しい。

五宝滝は宮本武蔵ゆかりの地らしい。
滝までは小川に沿って石畳の道を歩く。きれいに造成されているとはいえ、山の中の樹木に囲まれた道で、苔むして滑りやすい。
標識のところから石段を登ると滝が見えてきた。なかなか落差のある美しい滝だ。
ところが見せ場はここではなかった。
九十九折れの道を進んでふと立ち止まると、先ほど見えていた滝と赤い橋の更に上から3段になって水がほとばしり落ちてくる。
この先に東屋が建っていて、この滝の全貌が眺められるようになっている。
ここでお弁当でも広げたいような、気持ちの良い空間だ。
紅葉の季節は素晴らしいだろうなあ。

更に道は続いて、狭い道を数珠繋ぎになって進む。
さっき見た赤い太鼓橋を渡って、鉄製の手すりのついた階段を上り下りすると一の滝の滝つぼに出た。
ここで武蔵が滝に打たれて悟りを開いたのかと思いを馳せれば、また感慨も沸いてくる。

ここから昼食の「なんや友雑穀」へ。
かまどや薪ストーブが焚かれていて暖かい。
板張りに自然木のテーブル。
自転車の話をしながら待つこと1時間以上。26人分の料理を作るのは大変そうだ。
今日は「セネガル料理」だそうで、炒めてちょっと硬くなったりばらつきのあるご飯の上に何種類かの温野菜をトッピングして、クレソンで彩を整えている。
出されたところから順に食べ始めたのだが、最後になってどうも一人分足りないようだ。
料理は確かに26人分作って出したそうだ。人数は?
数えてみたら27人いる。
登録名簿は26人だったが、1人は養老軒の「ふるーつ大福」の申込書に名前を書いたので完了と思ってしまったらしい。
確かにまぎらわしいシチュエーションではあったな。
初参加の人が間違えるのも無理はない。
いつもは必ず参加者の点呼をするのに、今日に限って、出発時間が押していたので、つい確認せずに出発してしまったのだ。

おかげで幹事の電ちゃんは珍しい「セネガル料理」にありつけず、無理にお願いして、やっとチャーハンだけ食べさせてもらえることになった。
デザートやバレンタインのチョコをもらって完食するまでに2時間以上かかってしまった。
みんなこのまったり感と、暖炉の暖かさで、すっかり宴会の後のような赤いほてった顔をしている。
気を引き締めて出発。

次の行き先もやっぱり甘党の人が一番期待している「緑屋」。
「栗いむ大福」「栗きんとん」の店だ。
おいしいお茶と饅頭をいただいて、私はそれだけで十分満足だ。

時間が押している。結局丸山ダムは取りやめて帰路につく。
今日も甘味処探訪になってしまった。
可児市役所到着。35km。


犬山までOhbaya4さんと小牧市民さんと一緒に帰る。
さすがOhbaya4さん、ほとんど信号のない、車の通りの少ない道を、川の右手を走ったり左手に渡ったり、少し山側に上ったり田んぼの畦道へ下ったり、ついには小さな無人駅の中を通り過ぎたりと、この辺りの地理を知り尽くしている。
しかも、このくらいなら付いてこられるだろうという速度できっちり走ってくれている。
往きは1時間以上かかった道のりが、復路はなんだかあっという間に犬山に到着してしまった。
ただし、せっかく一緒に走ってもらったけど、道は全然覚えられなかった。

この先二人は左折、私はまっすぐ跨線橋を越えると、まもなく我が家だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿