花と音楽のある暮らし

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2010年2月21日日曜日

10.02.21 ただガンガン走りまくるサイクリング

10.02.21ただガンガン走る
今回デジカメを忘れたので、Komiさん、NPO北條さんの写真をいただきました。

輪行か車か、検討の結果今回は久しぶりに車を選択。
小牧インターから名古屋インターへ出て猿投グリーンロードを使うのがいいと思っていたが、なぜか東名阪で上社へ来てしまった。
ここからは東へ向かうだけなのに、高針のほうへ向かってしまい、ぐるっと余分に走ってしまった。
しばらくこの辺りは車で来たことがないし、ナビも高速と地道が上下に同じように通っているところは判別できないだろう。
新しい道ができてすっかり様子が変わったので戸惑ってしまった。

「昭和の森」に到着。
端っこのほうにも駐車しているので、そちらに停車すると、中央部分にメンバーが集まっていて、呼んでくれた。
端のほうもたしかにサイクリストたちが集まっているのだが、これは他のグループだった。

11名が集まって、記念撮影の後出発。
名古屋グリーンカントリー」脇を抜けて6.5km走った、485号線のバス停のところがスタート地点だ。

1週目はKomiさんが牽いて全員1列で走る。
左回りに「犬伏橋」まで出て左折。矢作川沿いの道は思い切りスピードが出せそうだ。
寒さはそれほどでもないが、顔に当たる風が冷たい。
涙が出て止まらない。スピードの出しすぎは危険だね。
といっても、頑張っている割には上り基調のせいか、思ったほどスピードは出ていない。
上川口で矢作川沿いの道から離れ峠道に入る。
最初は緩やかに、少しずつきつくなってくる。
峠に差し掛かったと思ってカーブを曲がると更に上りが続く。
まあ、どこの峠もこういうもんだよ。
もうひと踏ん張りして峠で集合。
あとはスタート地点までゆっくり下る。

2周目はトレインの練習だ。
先頭が次々入れ替わる。
初めての経験だ。
初めてトレインの先頭を牽く。
できるだけペースを乱さないよう、80%でこぐ。
目の前に上り坂が見えてきたところで、右手を送り込むように振って先頭を代わってもらう。
やれやれ、自分の責任は果たしたと、左側に下がると、
「ペダルは回し続けてください!」
足を休めてはいけないのだ。

坂道に入ると全然付いていけなくなってしまった。
どんどん離される。
坂を上りきって、下りに入ったら思い切り攻めていこう。

集団は小さく見える。
後ろからピナレロレロ大矢さんが追いついてきた。
ミシガンさんは攻める気力をなくして、マイペースで走っているようだ。
大矢さんに離されないよう、できるだけぴったり付いていく。
ここで離されてしまって一人きりになると、道に迷うかもしれない。
不安を抱えての走行は心臓に悪い。

小さく見えていたはずの集団が、ふと見えなくなってしまった。
信号のところに左に上る道が見える。
大矢さんは目もくれず先頭集団を追って真っ直ぐ進む。
そうか、この辺で左折して峠道に入ればまもなくゴールだと思ったが、そんなに甘くはないか。

追っても追っても集団は見えてこない。
いったいどんなスピードで走り去ってしまったのか。
メーターを見ると、すでに27kmを越えている。
「あれ、おかしいなあ。一周約13kmのはずだから、もうゴールしていないといけない距離だ。」
少し進んで橋が見えるところで大矢さんが止まった。
「こんな橋、渡ったっけ?」
「1周目にはこんな所へ来てないよ。それに16kmも走っていて、遠くまで来すぎだ」
こんなこともあろうかと持ってきたNuviの電源を入れる。
Nuviは初めて来た地点は特定するのに時間がかかる。

大矢さんのケイタイが鳴る。NPO北條さんからの電話だ。
そりゃー200m~300m離れるのは仕方ないとしても、現時点で5km以上は離れてしまったので、待てど暮らせど追いついてこないと心配していたようだ。

Nuviは立ち上がって、これから戻る道をピンクのラインで示している。
峠を大矢さんについて上り、下ると、皆が待っていてくれた。
休憩する間もなく3周目の出発だ。


3周目は自分の力量にしたがって好きなように走る。
先頭集団は元気よく飛び出していく。
第2集団についていくと、先頭からはどんどん離されてしまう。
ミシガンさんが上がってきたところで、一緒に先頭を追うことにする。
11号線に出たところで先頭に追いついた。
と思ったら、先頭は更にスピードを上げる。
2周目で千切られた坂で、またしても置いていかれる。
今度は一人旅になっても道に迷うことはないだろう。
左折する信号はきっちり覚えた。

一人で頑張って走っていたら赤信号で止まっている小集団がある。
追いついてほっとした。
次の上川口交差点までの直進道路はKomiさんがケイデンスを上げて快調に引き離していく。

上りに入っても最初のうち傾斜は緩い。
NPO北條さんがその名のとおりピスト(シングルギヤ)でぐんぐん上っていく。
私もしばらくはアウターの21で上っていく。
あらら、Komiさんを追い越してしまった。
やはり緩斜面はアウターで上ったほうが効率がいいなあ。

傾斜がきつくなってくると、もう足がないのでインナーに落とす。
前を行くNPO北條さんでさえスピードが落ちている。
ここはスピードではなく、持久力で上りきることが重要だ。
あえぎながらも出来るだけ一定のペースを維持する。
様子が分かってきたので気持ちが切れることはない。
この峠と見えるところをもうひと踏ん張りすると間もなく峠だ。
北條さんがカメラを構えている。
やれやれ到着。
ちょうどいい坂道だったな。

Sugarさんとか弱足さんとか、本当に速いんですね。
どんな坂道の上り方をしているのか、見ることすら出来なかった。

集合場所に戻って帰り仕度。
時計はちょうど12時。
メーターは58.5km これにスタート地点までの6.5kmを足すと、丁度65kmだ。
Komiさんが参加者募集の案内に表記していた数字とぴったり一致する。
つまり、4周するところを3周にした分、迷い道で距離を稼いでいたわけだ。

距離もスピードも勾配も、もちろん景色も最高だった。
おまけに天気も気温も申し分なしだ。

なおも、おまけにKomiさんや他のメンバーに褒められて気をよくした1日だった。

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