花と音楽のある暮らし

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2010年5月30日日曜日

10.05.30 IRONMAN Centrair Tokoname Japan

10.05.30 IRONMAN Centrair Tokoname Japan

9月に常滑市で開催される IRONMANレースのうち、バイク種目のコースを先取りして走ってみようという、ワクワクするような企画だ。

りんくうビーチ駐車場に集合。
まぶしい青空に白砂の海岸線も美しい。中部国際空港の管制塔が見える場所だ。
ときおり旅客機が飛び立っていく。
ここは人工的に砂を埋め立てたところだそうだが、もう自然な感じに定着していて違和感はない。

今日はIRONMANと同じコースを走るということの他に、昨日届いたばかりの TIOGA TwinTailを試乗する日でもある。
FOCUSに最初から付いていたfi'zi:k alianteは適度なジェルが入った硬めのタイプ。
スタイルや色合いは申し分ないのだが、50km以上になるとお尻が痛くなる。
TIOGAは重量も200gと軽いが、妙に薄くぺラッとした感じ。ジェルの入る余地もない。これで本当に大丈夫か。


いつものメンバーや、初めての人もいて18人集まった。
オカポンさんは今日も自走だ。


海岸沿いの堤防道路を北に向かう。
防波堤として築かれ、全く手入れされていないボコボコの道路に砂の吹き溜まりが続く。
タイヤの下で不気味なきしり音がする。
砂の上で妙な動きをしたら、即、転倒しそうだ。

「こんな所を本当に選手が走るの?」
「これで国際レースなんて言うのは世界に恥を晒すようなもんだ」
みんな呆れ顔で、口々に批判が飛び出す。
本当だ。まだ時間があるのだから選手に危険がないように、しっかり整備してもらいたいもんだ。
常滑市さんだか財団法人だか、実行委員会だか知らないが、責任のある運営をして欲しい。


どこをどう走ったんだかよく分からないままaQsimさんについて行く。
知多半島の背骨に入ってフリーライドになる。
NPO北條さんが飛び出す。
ピナレロレロ大矢さん、ミシガンさん、ほか何人かがついて行く。
私もできるだけ離されまいとペダルを回す。
上りになると北條さんがダンシングで加速する。
どんどん離される。
脚力の違いが如実に現れる。

桧原公園を越えて、カーブミラーのところを左折すると、またしても7%の上り。
ちょうどいい機会なので、ここをダンシングで乗り切ることにする。
久しぶりに購読したFunrideは「ダンシングが得意になる!」と題して、練習方法を紹介しているが、眺めただけで、全然頭に入ってないなぁ。
ぎくしゃくと踏んで、なかなか進まないが、シッティングの時と違う筋肉を使う分、少しは筋力温存効果があるかもしれない。
以前ここでダンシングをしようとした途端、足がつってしまったが、今回は乗り切った。あとは広くゆったりした下りを気持ちよく風を切って下る。
う~ん、頑張った分だけ爽快さが返ってくる。

みんな到着したところで今来た道を引き返す。
気持ちよく下った坂は、今度は一生懸命漕がなければいけない。
本宮山の坂も結構きついのだ。
最後尾から来たNPO北條さんにあっさり追い抜かれる。
ダンシングをちょっと練習しておかなくては。

セラモールで昼食。
・IRONMANレースは常滑市の広報で流していること。
・ボランティアを募集しているので応募したこと。
・参加費は4万円もすること
・1,000人規模の大会になるらしいということなど聞き込んだ。

ミシガンさんが常滑散策の地図を手に入れて、午後から見て回るというので、全員右へ倣えで、2周目はあっさり取りやめた。



常滑駅近くの「常滑市陶器会館」で全員分の地図を貰い、焼き物の散歩道へ分け入る。
陶器を埋め込んだ壁や、レンガ造りの窯跡や、古い民家か倉庫を改装した雰囲気のあるショップやコーヒー店。
軒が迫ってきたり、片側が崖だったりする狭くてアップダウンのある道を、自転車を押しながら進む。
他の観光客が不思議そうな目を向けるが、このなんとも言えず魅力的な町並みに、自転車や派手なジャージ姿はよく似合っている。
カメラ好きの観光客がいたら、必ず被写体にしたいと思うはずだ。

特に瀧田家の白壁と芝生の緑は絶好の撮影ポイントだ。
空の青さを切妻の屋根がくっきりと切り取る形が潔い。
全員で記念撮影した。


ツール・ド・あいちの乗りの前半と、本当に探訪らしい探訪あいちとなった後半。
両方とも楽しめて得した気分のサイクリング。

そうそう、もう1つの懸案事項。
サドルを変えての乗り心地は、ここまでは問題なし。
しかし、問題が出てくるのは50kmを過ぎてからだからなぁ。

次回、三重・松阪・美杉グランフォンドでいきなり実践訓練だ。

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