花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2010年7月25日日曜日

10.07.25 夏の香嵐渓~三河湖ライド

10.07.25夏の三河湖ライド

梅雨明け後、猛暑が続いている。身体がまだ暑さに慣れていないうちから、いきなり体温より高い高温続き。中でも東海地方の暑さは突出している。

気象庁発表の37℃はアスファルトの上では優に40℃を超えているだろう。

今日は巴川沿いに香嵐渓に向かい、三河湖を目指す、緑陰のコース。
果たして涼風を感じられるサイクリングになるんだろうか。




まとめて注文したJCAのオレンジジャージが、7月20日頃みんなの手元に届いたので、幹事のミシガンさんが呼びかけて、お揃いで集合する。
いるいる、集合場所の柳川瀬公園にオレンジジャージが大勢集まっている。
他を圧倒するシンプルでインパクトのあるジャージだ。




22名の参加で、まずは巴川沿いに香嵐渓に向かう。
事前に紹介されたコースをルートラボで確認すると、大きな山形の高低図が現れてきつそうに見えるが、実は2~3%くらいの緩斜面らしい。
しかも最初のうちは0.2%程度のほぼ平坦路が続いて、準備運動をかねて足を慣らしていける。




香嵐渓の川見茶屋は茅葺きのお建物で、「きなこ餅」が人気だ。
冷茶もたくさん飲ませてもらって、しばし休憩ののち三河湖に向けて出発。

林道のアップダウンが続く。
光と影のコントラストが強いので、路面の状況を注意深く見ながら走る。




上りになるとやはり遅れる人も出てきて、全員揃うまでしばらく休憩。
この辺りまで来ても、走って風が当たっているときは涼しく感じていた緑陰の道も、止まると風はなく、汗が噴き出てくる。
休憩のたびにボトルの水を飲む。
ずいぶん休憩したので、全員そろうと間髪おかず出発。

今到着したばかりの人は汗を拭く暇もないが、木陰の道だから大丈夫だろう。
ここで休んでしまうと逆に気持ちも途切れてしまうのかもしれない。



今日のサイクリングでは川沿いの緑陰コースを涼を求めて走るのことのほかに、
「CYCLE SPORTS」の「頑張らない上り坂テクニック」を実践すべく、
34×16~17で85~90rpmで走り続けること、
坂によってダンシングとシッティングを切り替えることを密かに目論んでいた。



前方にダムが見えてきた。
橋から見る青い空と湖、濃い緑の森が美しい。しかし橋の上とはいえ照り返しは強烈だ。

三河湖の石碑の前で集合写真を撮ろうと、全員揃うのを待っていたが、ここまでに脚を使ってしまった人にとっては最後の坂がなかなか難関だったらしい。
でも、頑張って上ってきてもらわないと昼ご飯にありつけないからね。




腰掛山荘で思い思いに「山の幸、川の幸」を堪能。




帰路は基本的にずーっと下りのはずが、エネルギーを補充した後は少しは消費しろというミシガンさんの意図が隠されていたのか、楽しいアップダウンが用意されていた。


坂を下った民家の脇で全員揃うのを待った後、惰性もつけられない状態でまた上りだ。

ちょっと開けたところに出てきたら、左手は広大なブドウ園だ。
ミシガンさんが交渉に行っている間、ボトルの水を飲もうとしたら、すでに空になってしまっていた。
「ブドウはいいからガリガリ君が食いたい」などと言っているうちに交渉が成立したのか、ミシガンさんが入ってくるように手招きしている。

農園に入っていくとピオーネのブドウ棚の下に、コーラの自販機とアイスの冷蔵庫。ガリガリ君は見当たらないが、「スイカバー」があった。「初物」




一人100円の参加料で、氷水に冷やしたデラウェアをたくさん用意してくれた。
冷たくて濃い甘みが身体の隅々に染み渡っていく。
休憩所全体を覆って大きな陰を作っているピオーネは、たどっていくと元は一本の幹から大きく枝分かれしていたのだった。



直射日光の下ではボーッとするほどの暑さの中、事故もなくトラブルと言えば、ただ1回のパンクのみ。
下界は16時を回ってもまだまだ厳しい夏の陽射しが照りつけていた。


長い緩斜面を、ケイデンスに留意しながら走り通せて、なかなか心地よい達成感。
三河湖はどのコースも、いつも楽しませてくれる。


このところ連日、多治見市が最高気温を記録して全国的に有名になってしまったが、今日の気象情報では「岡崎市は37℃でした」とアナウンサーが伝えていた。
シャワーを浴びてさっぱりしてから飲むビールは最高だった。

2 件のコメント:

  1. いつもながら読んでいる内に,楽しいサイクリングが再生されるようなブログですね。Thanks!!

    返信削除
  2. うん!
    無理のない楽しいコース設定でしたね。
    また頼みますよ!!

    返信削除