花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2010年10月24日日曜日

10.10.25 GFひるがの高原

10.10.24 GFひるがの高原

日曜日まではかろうじて晴れの予報だったはずなのに、いつに間にか「曇のち雨」に変わっていた。
今年度(ACAの行事は11月から10月を年間行事としている)の最後のツール・ド・あいちなので、気合を入れてロングにしようかとも考えていたが、山の中の雨のレースは厳しい。徳山ダムの時のように一人っきりになって進む方向もわからず、体力も気力も萎えてしまうかもしれない。
何しろ今回はミシガンさんという強力なパートナーがいないのだ。進路もペース配分も、全て一人で決定していかなければならない。
ここは無理をせず、ショートコースを楽しんで走ることにした。


ひるがの高原スマートインターの出口


牧歌の里 温泉前の駐車場


早朝6時にひるがの高原SAのスマートIC(ETCカードがあれば、インターチェンジのように出入できる)を出て、牧歌の里駐車場に到着。
参加者は徐々に集まり始めている。
車外に出て準備をしたり、受付のあたりで話をしたりしていると、さすがに高原というだけあって寒い。途中の表示板に10℃と表示されていたそうだ。

今日のショートコースは折り返し点までずっと下り、後半はずっと上りっぱなしのコース設定だ。ウィンドブレーカーが必需品だ。


記念撮影の場所取り


例によって開会の挨拶と記念撮影の後いよいよスタート。いつもと違うのは名物コース案内のO西さんの姿がなくOhbaya4さんが代理を務めたことだ。世代交代か?いやいや、まだ若いもんにゃ負けないよね。


まもなくスタート


やや後方からスタートしたが、FlightdeckやATLAS GPSやCATEYE HMの3つのスタートボタンを走り始めに押すのは難しく、一旦左側に止まって、ボタンをスタートさせてから再スタートした。大分後方からのスタートとなってしまった。

下り坂では追い越し禁止と口を酸っぱくして注意されていたので、ずっと後ろを付いていく。
どこまでも延々と下りが続く。前の集団からはずいぶん離されているようだ。


工事のために片側通行になっているところがあり、赤信号で集団が固まっている。ちょうど青信号になったので、結果的に大集団を一気にかわすことができた。平坦に近い直線道路でも何人か抜いた。


17kmのチェックポイント。ペースダウンするよう声がかかる。
通過確認の後、ロングの人は右手の道へ、ショートは道なりに左にカーブしながら更に下っていく。この塊の中にショートへ行く人が4~5人いたと思ったが、全然追いつけない。みんな快調に飛ばしているようだ。
町中に入って平坦道路になると一人、もう少し前にも一人姿が見える。

ほんの少しずつ近づいて、信号で捉えた。
一人は若い女性だった。3人の集団で行くことも考えたが、ちょうどその時、後方から来た長身の若い人が追い抜いていったので、その後を追うことにする。


白鳥IC付近


白鳥ICの入口の交差点で直進するのか、左折して真っ直ぐに伸びた道へ向かうのか、ATLASの地図は同じような青い線が両方に引かれていて判断しづらい。
Cycling Teamのジャージの人は直線道路へ向かったので後に続く。どっちの道を選んでも同じ方向に向かうようだ。
緩い上りがまっすぐ続くので、そのうち離されてしまうのだろうと思っていたが、相手もペースを守って走っているようで、同じように進んでいく。


Cycling Teamさんが白尾ふれあいパークで止まった。
用事はないのでパス。この先もう少し行くと街は途切れ、山道の上りに差しかかる。ウィンドブレーカーを脱いで仕舞っていると、Cycling Teamさんともう一人が揃って追い抜いていった。
上り始めたところで一人は歩道に停止。
また二人旅となったが、山中の急斜面では明らかに脚力が違う。だんだん離されて、たまにしか見えなくなってしまった。
ATLASをデータ表示にしてみると、高度計は800m以上になっている。
曇っていて高度もあるので、それほど汗もかかない。
背中が痛くなってきたがダンシングを取り入れたりして気分転換する。
ATLASがしっかり行く先を示してくれているので不安がなく、一人旅も気楽だ。

ずっと上りだと思っていたがそうではなく、下りが始まった。
ずいぶん離された彼に追いつくチャンスかも知れない。全開で下ったが、若くて足の長い彼の方が下りも上手だったと見えて、姿は完全に視界から消えた。


また上り区間となり、一旦下がった高度を徐々に上げていく。
歌を歌いながら気楽に上っていると、後方から足取りも軽くシャカシャカと元気に上ってくる若者がいた。挨拶を交わす間もなく一気に追い越していった。

これで最低でも2人に追い越されたけど、落ちてくる人は誰もいない。もう最後尾になってしまったんだろうか。

山道を抜けて街道に出るとゴールを意識するようになる。



大日岳(スキー場もくっきり見える)


最後の直線道路も結構な勾配を持って出迎えてくれる。その先に自転車が小さく見える。離されたとはいえ、まだ同じロード上で競い合っていたのだ。
田畑の向こうには大日岳が雄大な姿をみせている。今は緑の芝で覆われた、ダイナランドや鷲ヶ岳スキー場の尾根もくっきりと見えている。
ハートレートモニターもこのところ170くらいで安定している。


牧歌の里の看板を右折、場内の坂を上りきって左に向かうとゴール。
スタッフが10時15分と告げてくれる。
名前、サイコンの走行距離(51.99)、年齢を記帳。
意外や意外、3番で到着だ。

大きな峠は1つ。距離も52kmと短かったので、それほど体力の消耗がなかったということか。
それと、白いアンカーさんに指摘されて、サドル、ハンドルのポジションを変えておいたのが功を奏したのかもしれない。
いずれにしてもショートとはいえ、誰の力も借りずに第3位は、我乍ら快挙だ。

これからはサイクリングのオフシーズン。
ツール・ド・あいちも冬の間しばらくない。
マフェトン理論によるトレーニングを少し続けて、心肺機能を強化していくことにしよう。


Dst     51.95
Max    51.8
Ave    23.8
Tim    2:10:57


ATLAS走行データ 走行時間2hr14min 停止時間2min(全然休憩しなかった)

2 件のコメント:

  1. Foucsの山田さん 2時間14分休憩なしですか。フルマラソンに出られそうですね。 ヘタレの私が一緒だったらきっとあちこち立ち寄って時間がかかったことでしょう。
    月曜日に出発です。またお邪魔します。

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  2. ミシガンさん、いよいよですね。
    現地でのサイクリングリポート、アルバムなど送ってくださいね。ACAの掲示板への投稿が便利ですかねぇ。みんなも期待してると思うし。
    ひるがの高原ショートは三河湖より楽なコースでした。

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