風とともだち---週末サイクリング

愛知県サイクリング協会(ACA)の会員になって
名所旧跡や街道をポタリングしたり、美味しい物を食べて回ったりの「探訪あいち」や
ロングライド、ヒルクライム、グランフォンドと体力の限界に挑戦する「ツール・ド・あいち」など
苦しくも楽しい自転車ライフを満喫しています。

風とともだち---週末サイクリング

風とともだち---週末サイクリング

2010年5月30日日曜日

10.05.30 IRONMAN Centrair Tokoname Japan

10.05.30 IRONMAN Centrair Tokoname Japan

9月に常滑市で開催される IRONMANレースのうち、バイク種目のコースを先取りして走ってみようという、ワクワクするような企画だ。

りんくうビーチ駐車場に集合。
まぶしい青空に白砂の海岸線も美しい。中部国際空港の管制塔が見える場所だ。
ときおり旅客機が飛び立っていく。
ここは人工的に砂を埋め立てたところだそうだが、もう自然な感じに定着していて違和感はない。

今日はIRONMANと同じコースを走るということの他に、昨日届いたばかりの TIOGA TwinTailを試乗する日でもある。
FOCUSに最初から付いていたfi'zi:k alianteは適度なジェルが入った硬めのタイプ。
スタイルや色合いは申し分ないのだが、50km以上になるとお尻が痛くなる。
TIOGAは重量も200gと軽いが、妙に薄くぺラッとした感じ。ジェルの入る余地もない。これで本当に大丈夫か。


いつものメンバーや、初めての人もいて18人集まった。
オカポンさんは今日も自走だ。


海岸沿いの堤防道路を北に向かう。
防波堤として築かれ、全く手入れされていないボコボコの道路に砂の吹き溜まりが続く。
タイヤの下で不気味なきしり音がする。
砂の上で妙な動きをしたら、即、転倒しそうだ。

「こんな所を本当に選手が走るの?」
「これで国際レースなんて言うのは世界に恥を晒すようなもんだ」
みんな呆れ顔で、口々に批判が飛び出す。
本当だ。まだ時間があるのだから選手に危険がないように、しっかり整備してもらいたいもんだ。
常滑市さんだか財団法人だか、実行委員会だか知らないが、責任のある運営をして欲しい。


どこをどう走ったんだかよく分からないままaQsimさんについて行く。
知多半島の背骨に入ってフリーライドになる。
NPO北條さんが飛び出す。
ピナレロレロ大矢さん、ミシガンさん、ほか何人かがついて行く。
私もできるだけ離されまいとペダルを回す。
上りになると北條さんがダンシングで加速する。
どんどん離される。
脚力の違いが如実に現れる。

桧原公園を越えて、カーブミラーのところを左折すると、またしても7%の上り。
ちょうどいい機会なので、ここをダンシングで乗り切ることにする。
久しぶりに購読したFunrideは「ダンシングが得意になる!」と題して、練習方法を紹介しているが、眺めただけで、全然頭に入ってないなぁ。
ぎくしゃくと踏んで、なかなか進まないが、シッティングの時と違う筋肉を使う分、少しは筋力温存効果があるかもしれない。
以前ここでダンシングをしようとした途端、足がつってしまったが、今回は乗り切った。あとは広くゆったりした下りを気持ちよく風を切って下る。
う~ん、頑張った分だけ爽快さが返ってくる。

みんな到着したところで今来た道を引き返す。
気持ちよく下った坂は、今度は一生懸命漕がなければいけない。
本宮山の坂も結構きついのだ。
最後尾から来たNPO北條さんにあっさり追い抜かれる。
ダンシングをちょっと練習しておかなくては。

セラモールで昼食。
・IRONMANレースは常滑市の広報で流していること。
・ボランティアを募集しているので応募したこと。
・参加費は4万円もすること
・1,000人規模の大会になるらしいということなど聞き込んだ。

ミシガンさんが常滑散策の地図を手に入れて、午後から見て回るというので、全員右へ倣えで、2周目はあっさり取りやめた。



常滑駅近くの「常滑市陶器会館」で全員分の地図を貰い、焼き物の散歩道へ分け入る。
陶器を埋め込んだ壁や、レンガ造りの窯跡や、古い民家か倉庫を改装した雰囲気のあるショップやコーヒー店。
軒が迫ってきたり、片側が崖だったりする狭くてアップダウンのある道を、自転車を押しながら進む。
他の観光客が不思議そうな目を向けるが、このなんとも言えず魅力的な町並みに、自転車や派手なジャージ姿はよく似合っている。
カメラ好きの観光客がいたら、必ず被写体にしたいと思うはずだ。

特に瀧田家の白壁と芝生の緑は絶好の撮影ポイントだ。
空の青さを切妻の屋根がくっきりと切り取る形が潔い。
全員で記念撮影した。


ツール・ド・あいちの乗りの前半と、本当に探訪らしい探訪あいちとなった後半。
両方とも楽しめて得した気分のサイクリング。

そうそう、もう1つの懸案事項。
サドルを変えての乗り心地は、ここまでは問題なし。
しかし、問題が出てくるのは50kmを過ぎてからだからなぁ。

次回、三重・松阪・美杉グランフォンドでいきなり実践訓練だ。

2010年5月29日土曜日

10.05.29 白山スーパー林道

10.05.29 白山スーパー林道


知名度、期待感抜群!
東海北陸自動車道を使えば2時間ちょっと。しかもETC割引で1,000円。
但し、車載ナビは清見インターから先は真っ黒。
実際の走行もトンネルだらけ。白川郷インターに着くまで心配しながら走った。

駐車場より


天気は曇り空からどんどん快復して来ている。
9時45分から開会式があって、10時スタート。
開会式のあったところから移動することも「スタート」と言い、
ここから3.7km上ったところにある料金所も「スタート地点」と呼ぶので多少の混乱を起こしていた。

ホームページで見ても、ルートラボで確認しても平均勾配7%くらいなので、ちょうど伊吹山と同じくらいだと踏んでいた。
タイムを計測するわけではなく、美しい景観を楽しみましょうという趣旨のサイクリングなので、ところどころ写真を撮りながら休憩を入れていけば、そんなにきつくはないだろう。

料金所手前


しかも残雪が多く、危険なため、蓮如茶屋がゴールとなった。
料金所のスタート地点までが3.7kmで、スタートからゴールまでが6kmくらい。
本来のゴールだった三方岩駐車場からの景色が絶景らしいので残念だ。

ゆるい斜面が続く


スタートするとダラダラ坂が続いて、話をしながら上っていける。
そのうちNPO北條さんはシャカシャカとダンシングで加速して行った。
私は焦ってもしょうがないので予定通りところどころで写真を撮りながら上った。

1時間くらいで蓮如茶屋に着いたが、広場にはまだ人影は少ない。
みんなしっかり道草を食っているのだ。


全員が揃ってから下山するのだと聞いてはいたが、いつまでたっても全員がゴールしない。
朝生つぐみさんがトークショーで場をつなぐ。
シロウトの参加者を相手に、次から次へと話題を膨らませ、場を盛り上げる技術はたいしたものだ。

ゴールでトークショー



広場が人と自転車で埋まった



抽選会が始まる。
最初は主催者側でチェックしてあった、「一番遠い西から来た人―鹿児島から来た人」次いで「一番遠い東から来た人―仙台市の人」に記念品が渡される。
遠くから参加してきているんだ。さすがに「白山スーパー林道」の名前が物を言うね。


しかし、観光目的ならいざ知らず、サイクリストとしてはどうなんだろう。
遠くから高速をとばしたり、宿泊して期待した割りにサイクリングの距離が短く、タイムが記録されるわけでもなく、到着してから下山まで延々待たされる。
こういうのが、ゆったり、まったりサイクリングで最高!と思う人と、もう少し真剣に走りたいと思う人に二分されるだろうね。


終了してから白川郷を訪ねてみようと思っていたのに、あまりにも待ち時間が長くて、すっかりその気は失せてしまった。


あとはトンネルの多い道を安全に帰り着いて、明日のIRONMAN Centrair Tokoname Japan に備えて準備をしよう。

2010年5月23日日曜日

10.05.23 ローラー台

10.05.23 ローラー台


朝から雨。
しかし心配ご無用。
こういう日のためにローラー台を買っておいたのだ。

MINOURAから安価なローラー台が出たのは、自転車情報雑誌の広告でチェックしてあった。
ネットで調べると、既に値引きしている。
ローラー台は雨天時の練習にももちろん使えるし、サドルの位置調整やハンドル位置・角度の確認とか、メンテナンス時にも重宝すると思うのだ。

4月に購入して、夜3回ほど試しに乗ってみた。
毎回30分が限度だ。
夜のことで、音や振動が気になるし、閉め切った部屋で一人、汗を流しているのも根気が続かない。



今日はFOCUSで乗ってみて、サドルとハンドルの位置関係を見てみる。
なにしろ5月16日の琵琶湖一周では、1時間も走らないうちに腰が痛くなってしまったのだ。これを調整しておきたい。

自転車をローラー台に乗せるには、後輪のクイックレリーズを専用のに取り替えなければいけない。
そんなに時間が掛かる作業というわけではないが、何でも一手間かけるというのはそれなりに面倒だ。

ローラー台にFOCUSを取り付け回してみる。
リモコンシフターで抵抗を7段階変えられるようになっているが、今日は必要ない。一番軽いのだけでいい。
回してみる。
サドル位置はいいように思う。
ブラケット位置は長時間乗っても疲れないよう、角度を上げることにしよう。
ついでに来週の白山スーパー林道の上りに備えて、更に上げておく。
下りに使用する下ハンは、本当はもっと下向きの時の方がブレーキングがスムーズな気がするが、まあ今後いろいろなポジションを試していくことにしよう。
ところでFOCUSにはFlight Deckがついているのだが、センサーが前輪にあるので、データーが何も拾えない。
サイコンデータのない自転車漕ぎって、なんてつまらないんだろう。
早々と取りやめる。


ローラー台専用自転車になったルイガノの前後タイヤを入れ替える。
5000km以上走った後輪のタイヤは、中央部が10mm以上真っ平になっていて、ローラーの抵抗も大きいのだ。
パンク修理を一回やるだけでも面倒なのに、パンクもしていないタイヤを2回も取り外しするのは実に面倒くさい。
しかもルイガノにはまっているタイヤは実に硬く、手でははまらない。
だが、余計なことをしたばっかりにチューブを挟んでパンクさせてしまっては元も子もない。慎重に作業を進める。
更にクイックレリーズの付け替え。

やっとルイガノのローラー台取付け完了。
タイヤを入れ替えたお陰で軽く回る。
ギヤを21にしてケイデンス90を保てるリズムをつかむ。
しばらくすると17にシフトアップしても同じリズムを続けられる。
速度は35km以上出ている。
ついでにもう少し頑張ってみる。
ギヤを15に上げ、回転数を上げていく。
ケイデンス120以上まで来ると、速度も50kmを超えた。
スゲェー!
実走ではとても無理な数値だ。
きっとタイヤがローラーに当たる部分が浅くて、抵抗が弱すぎるのだろう。
緩い下りを走っている時のようだ。


DVDで映画を見ながらやってみたが、やはり気力が続かない。
今日も30分で終了。
気温は低く、窓も開放していたが汗だくだ。

Tim     0:30:12
Dst    16.78km
Max  51.2km/h
Ave  33.9km/h

2010年5月22日土曜日

10.05.22 五月の庭

10.05.22 五月のバラ


5月の庭の主役は何と言ってもバラだ。
その華やかさ、優美さ、種類の豊富さ、色の多様さ、繊細さ。
まさに花の女王だ。

しかし今年は自転車で忙しくて、ついつい手入れを怠ったせいか、花付が良くない。
ツルバラはともかく、木立のバラが、蕾をつける頃に虫にやられたり、葉が黄色くなったり黒点病にかかったりで、元気がない。
コンパッションに至っては、蕾をつけ始めた頃からどんどん弱ってきて、気付いたときには根元がカミキリムシの幼虫に食い荒らされて、手当ての甲斐もなく死んでしまった。去年たくさん花をつけ、今年も期待していただけに残念。

そんな中でなんとか咲いてくれるバラや、ほかの花達にも感謝の気持ちを持って接してやらなきゃいけないなあ。


そんなわけで、今日は花柄を切ったり、雑草を根っこから抜いたり、なるべく日当たりが良くなるように剪定したりと、庭仕事にも時間を費やした。

2010年5月16日日曜日

10.05.16 琵琶湖一周サイクリング

10.05.16琵琶湖一周

ツール・ド・あいちの前日は何かと気ぜわしい。
自転車の外観を目視チェック。チェーン、スプロケ汚れなし。ハンドル・ブレーキ問題なし。タイヤ空気圧少し抜いてから7barまで入れなおす。
いつも掃除は欠かさないからこんなところでいいか。
着るものは、夏用ジャージに長いサイクルパンツ。
朝のうちウィンドブレーカーが必要かもしれない。気温が高くなってからこれをどこにしまうのか。腰に巻きつけるのは先回懲りたからやめよう。

サングラスは賤ヶ岳トンネルが怖いから、なるべく明るく、輪郭がくっきり見えるもの。
ライトの電池はまだ大丈夫そうだが、念のため予備電池をサドルバッグに入れる。
予備チューブ、パッチ、アーレンキーを確認。
薄型カメラ、単独走行になった時用にNuvi。
ボトルは2本用意。これにはヤル気が起きる「クエン酸BCAA」を入れよう。
それと、自転車屋で勧められた「カーボショッツ」ウィダーは重くてかさばるが、カーボショッツならいくつもポケットに忍ばせておける。

カーボショッツとBCAA


車載ナビに長浜城公園を入れてみる。
小牧から高速に乗って1時間20分で到着しそうだ。途中コンビニに寄ったり、何やかんやで時間が取られるとして、2時間見ておけば十分だ。
駐車場到着がぎりぎりになって満車状態だと困るので5時到着目標。
それなら3時出発だ。



4時ちょっと過ぎには豊公園に到着した。
車は何台も止まっているが、関係者のかどうかは分からない。
4時半頃自転車を積んだ車が入ってきた。
この頃には明るくなり始めている。
その車に向かって、けいたろうとうさんが歩いてくる。
ひげおやじさんご夫妻の車だった。


そうこうしているうち車がだんだん集まってくる。
スタッフの人たちも早々と到着して、旗を立てたり、みんなに配るパンを用意したりして5時半には受付け準備完了だ。



いつも「探訪」なんかで一緒に走る仲間に「今日はロングにしよう」「ロングだよ」と言って回った。
天気は最高。朝は少し寒いがすぐに暖かくなるだろう。

7時ちょうどにスタート。
前のほうに位置取りしてしまったので、自然に前のほうのグループについて行く形になった。
少し速いが元気なうちはついて行けそう。琵琶湖の風が後押ししてくれるようだし、脚も良く回って快適だ。
ミシガンさんが「ロングにするつもりならもう少しセーブしないと最後まで持たないよ」と言いながら、信号が変わると前に出て、やっぱり飛ばしてるじゃん。

速いグループには千切られたり、また別のグループとトレインを組むような格好になりながら32~35kmで巡航していく。
片山トンネルを抜けて「大音」にさしかかる。そのまま8号線を左に向かえば悪名高い「賤ヶ岳トンネル」。これを回避して安全に峠を越える手もある。
だが、先行するグループもたまたま信号待ちだったのか、選定を迷っていたのか、大勢がちょうどトンネルに向かうところだった。
こんな大勢で一緒に走るなら怖くはあるまい。われわれも後ろに付いて無事通り抜けた。

塩津の信号で真直ぐ行くのか左折だったかと言ってるうちに前の集団や後続の集団はわき目も降らず左折して姿を消した。NPO北條さんもすっ飛ばしていたようだ。

ここでミシガンさんとけいたろうとうさんの三人になったが、岩熊トンネルをくぐり、奥琵琶湖トンネルを抜けているうち、いつしか三人もバラバラになってしまった。

マキノ追坂峠を越えると琵琶湖の見える気持ちの良い下り坂。
乗用車の中の子ども達が窓を開けて声援を送ってくれる。
自転車レースの選手に見えるのだろうか。
気を良くして手を振って声援に応える。
レース中の選手はこんなことはしないだろうね。


海津から湖岸道路に出た。林の中の道でポタリングには最高だけど、何だかちょっとロスしているような感じ。
やっぱり右手の直線道路を何組か追い越していく。


今津浜を過ぎて「しんあさひ風車村」へ向かう頃、トレインに乗ったミシガンさんが追いついて前に出る。
この頃、腰痛に悩まされ、トレインに乗っかれる状態じゃなくなっていた。
ミシガンさんはトレインを離れ、少しスピードを落として牽いてくれる。
持つべきものはサイクリング仲間かな。


白髭神社の海の鳥居


白髭神社に到着。休憩する場所はないけど、とりあえず今日初めての休憩を入れる。
写真を撮り、カーボショッツとBCCA入りの水分補給。

Nuviの電源を入れて、目的地を「琵琶湖大橋米プラザ」にする。
大橋まで休憩なしで走って、ここでロングかショートかを決める算段だ。
Nuviは最適コースを選んでくれて、大回りすることなく大橋へ案内してくれた。

琵琶湖大橋西側交差点


ここでちょっと休憩しながら重大決定を下す。
★琵琶湖一周というからにはやはりロングでないと
★ここから先は街中の道で、とても快適とは言えない
★来年に持ち越しても、今日より良い条件で走れるとは限らない
★今のこの腰痛と脚の状態であと100km無事に走れるのか
★無理をしてもしょうがない、「楽しく走る」がモットーだ
そして大橋を渡ることになった。

この時イズミヤの柱の前に停めてあったFOCUSに、通り抜けようとしたのか、停車しようとしたのか分からないが、おばさんのスクーターが倒れてきて後輪を直撃。FOCUSは倒れる前に支えたので、かろうじて無事だった。
いやな感じだったが倒れているのはおばさんのスクーターなので、モンクの言いようもない。
大丈夫ですか、気をつけてね。と言って、橋に向かう。

琵琶湖大橋は一見激坂に見えるが、シフトダウンしていけばそれほどのことはない。逆に下りは子供自転車や逆走の自転車が走ってくるので、スピードを殺してゆっくり下らなければならない。


坂を下りて左折した後、大型スーパーの前辺りでギセンさんに出会った。
速いグループと飛ばしてきて、脚を使い果たしてしまったそうだ。
単独でタラタラ走っているうちピナレロレロ弟分に声をかけられた。
彼も普段の脚力に物を言わせて先頭集団と競ってきたためにすっかり体力を消耗してしまったのだとか。
と言っても、私の方が、とうに脚は売り切れ回転が重い。頑張っても23~24kmくらいしか出ていない。
しびれを切らしたピナ弟分は回復したと見えて見る見る小さくなっていった。
ギセンさんも追いつき、追い越していく。ダンシングで切り替えしてパワフルな推進力を見せているじゃないですか。

ミシガンさんが来た。ピナ大矢さんとトレインを組んでいるところへ一緒に乗っけてもらう。
きついけど単独走より速度が稼げる。しばらく連れて行ってもらったが限界。回転が余りにも重い。ひょっとしてと思って後輪を見ると、すでにペタペタ状態。パンクしてるよ。さよならトレイン。

パンク修理に取りかかる


パンク修理は「まずタバコを一服するくらいのゆとりを持って」と講習会で習った。
チューブを取り出す。以前針の先で突いたほどの穴をパッチで修理したチューブだった。
修理の間中、試しに空気を入れておいたが、ほとんどもれている様子はない。圧力の掛かった時だけ少しずつ漏れていたんだろう。とすると一体どこからペタペタ走っていたんだろう。重いはずだ。

携帯用の小さな空気入れで、ある程度まで入れるには根気と時間が掛かる。
結局修理には20分を要した。時間と距離をカメラに記録。
118km地点で11時57分。ゴールが145kmだとすると残り27kmをちょうど1時間で走らなければ13時到着、つまり6時間切りはできない。
修理のための20分は脚の回復に役立ったと思いたい。13時到着を目指して行ける所まで行くのだ。
時間との戦い、いや自分との戦いかな。残り少ない体力を気力でカバーしていくのだ。
いかんせん携帯ポンプで入れたタイヤの空気圧は6barにも満たないだろう。27km/hがやっとだ。1時間頑張り通せても、ぎりぎりのところだ。
ほほう、TV番組みたいになってきた。やってやろうじゃないの。

あと10km、5km、見覚えのある風景が近づいてきた。あと少し。
到着。
ゴール受付けの高田さんが「12時55分」と告げてくれた。間に合った。
サイコンを確認する。
Clk  12:55
Dst  142.04
助かった、実走距離は145kmなかった。あと3kmあったらどうなっていたか分からない。
ミシガンさんはピナレロレロトレインに乗って12:36分到着。
途中ヘタれた私達の横をニヤッと笑って通り過ぎたS山さんは更に早い時間に到着していた。恐るべし60歳。
NPOならぬ今日はROAD北條さんは目標に向かって飛ばしに飛ばし、走りに走って11時45分到着。Ave30.5kmを達成したそうだ。
六まるファイターさんも到着。
ロングコースのまじめ少年さんも、更にはN島さんも到着だ。

そういえば、けいたろうとうさん、ロングに行くと誘っておきながら予定を変更して、連絡できずにごめん。
せめて無事到着するまで待ってるよ。
案ずるまでもなく、早い時間に元気に戻ってきた。
さすが働き盛り、遊び盛りの年代だな。

無事ロングコースを走り終える



しかし、ツール・ド・あいちの中では琵琶湖の180kmは易しい方だと思っていたのに、これを断念すると他はみんな難しいなあ。
まずは腰痛対策。
次は修理したタイヤチューブは応急措置用として、決戦には使わないことだな。

2010年5月9日日曜日

10.05.09 知多半島ショップツアー

10.05.09知多半島ショップツアー

知多半島のバイクショップを4軒回るツアー。
連休中ずっと天気に恵まれた。

集合写真


知多市運動公園に集合して、大府のショップに行く途中、
プシュー!と破裂音。
誰だ、誰だと言っているうちにギセンさんのバイクの後輪が妙なふくらみを見せている。

タイヤのトラブル


チューブを咬んだまま装着したので歪がきたのだろう。
幸い一旦減圧して、はめ直して、応急処置は完了した。
ここから大府のサイクルショップKONSINまでは近い。


ぶどう園の続く東浦の丘陵地を通って半田に向かう。
途中でけいたろう君の通う小学校の前を通った。
この辺りは確か、4月29日のBBQと同じコースだ。

この後けいたろうとうさんご推奨のちょっとした激坂区間を走る。

けいたろうとうさんの練習コース



半田のユーロードバイシクルはまだ新しい。自転車もパーツも整然と並んでいる。

昼食後に寄ったサイクルショップサッサではFOCUSのマウンテンバイクが斬新なデザインで妙に注意を引いたが、これって一体実用向きだろうか。

FOCUSのマウンテン




またしても知多半島中央部のアップダウンの道。
タンドーさんが先陣をきってくれたので、できるだけついていこうと頑張った。
BBQのときは本宮山でたらふくエネルギーを補充したが、今日は横を通り過ぎ、ひたすらアップダウンを繰り返す。


最近自信に満ち溢れているピナレロレロ大矢さんや、馬力のあるけいたろうとうさんに抜かれるも、なんとか大崩れせずに岡田のコンビニに到着。
疲れたけど気持ちよかった。



アップダウンのフリー走行




今日最後のショップはタンドーさんの行きつけ(というか、影の営業マンということらしい)のBIKE EGG。
ここの店長も元チャンピオンだそうだ。

Albertさんの陶器の作品(魚のレリーフ)を壁に飾ってある家を見ながら運動公園に戻った。

58kmの行程
MAX 55.1km

2010年5月3日月曜日

10.05.03 にしお岡の山

10.05.03 にしお岡の山

ゴールデンウィークに入ってから晴天続き。
サイクリングしたくて、うずうずしている人が大勢いるらしい。

名鉄電車で豊明まで行って自転車を組み立てる。
荷物を最小限にしようと、リュックやサイドバッグもなしにしたので身軽になりそうなものだが、なかなか思うようにはいかない。

第一、電車に乗るのに派手なサイクルジャージとピチピチのサイクルパンツはちょっと恥ずかしいのでウインドブレーカーや薄手の短パンを重ねる。

朝から気温は十分温かくなってきているのに、脱いでも仕舞うところがないのだ。そのまま着ていくしかしょうがない。

それでなくても自転車に乗るのに必要なアイテムは多い。
ライト、サイコン、サドルバッグは自転車に常に装備してある。
ボトルも自転車を組み立てたらケージに差し込む。
ヘルメット、サングラスはずっと着用するとして、小銭入れ、家の鍵、カメラ、ハンドタオル、補給食を別に持つ必要があるのだ。
これだけでジャージのうしろポケットは満タン。
全然軽装とは行かない。
そして輪行袋。輪行袋用のケージもつけてあるので袋そのものはOK。
しかし、フレーム保護用のクッション材は入るところがなく、結局フレームに巻きつけたまま走行することになる。


初参加の人やしばらくぶりの人もいて18人集まった。
ゴールデンウィークとはいえ遠出をしようとすれば渋滞に巻き込まれるし、家の中にいるには天気が良すぎて落ち着かない。
サイクリングが一番手ごろな楽しみだ。

洲原公園を出発



枡塚味噌の大きな味噌樽を横目に見ながらコンビニで小休止。
体制を整えた後、矢作川の堤防道路を走る。
堤防道路はまわりより1段高くなっているうえに川からのそよ風が吹いて気持ち良い。

例によって誰かが飛び出すと、次々に前を追う。こりゃ自転車乗りの本能だね。
思いっきり飛ばす爽快感。
前にぴったりついて様子を窺う。よし、ここ、と決めたところで一気に抜き去る。ここで中途半端に終わるとすぐに後ろに着かれてしまう。
十分離れるまで気が抜けない。
微風だと思っていた川風も、先頭に立ってスピードを上げると強烈な向かい風になる。

NPO北條さんのピストは最初からハンドル位置が低い。しかも直線は下ハンで攻める。ピナレロレロ大矢さんも自信をつけた脚力で進む。
けいたろうとうさんは風の抵抗をものともせず、重いギヤをゆったり踏んでずんずん加速していく。


前にいる2人組になるべく早く追いついて、後ろに着きたいと必死でペダルを回すのだが、近づきそうでなかなか近づいてこない。
黄色のジャージは柔道のK原さんだ。いつのまにこんなに速くなったんだろう。

矢作川堤防道路を飛ばしてきた


もう限界かと思う頃、やっと分岐点に到着。やれやれ、それにしてもみんな速いね。



23号線にできた道の駅「にしお岡の山」で早めの昼食。それからお目当ての「抹茶ソフト」
西尾は日本一の抹茶生産地。今回の幹事オカポンさんの奥さんの実家が供給する牛乳で出来たソフトクリームだ。


安城側の終点、0m地点から豊田安城自転車道を、安城総合運動公園に向かって進む。散歩の人や子ども達も遊んでいるので、周りの風景を見ながらのポタリングだ。
ガッキーさんがデンパークや安城更生病院や、いちじく畑、市役所横の小動物園などいろいろ説明してくれる。



無量寿寺の裏手に自転車を停めて、カキツバタの庭園を見学する。
カキツバタの群生する田んぼを想像していたが、全然違った。お寺の庭園だ。

無量寿寺のかきつばた庭園


伊勢物語の中で、在原業平が三河の国八橋にさしかかり、昼飯を食べながらカキツバタの群生を見て詠んだ歌

「唐衣 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ想う」

は高校の古典で習ったんだと思うが、地元のことでもあるので40年以上たっても忘れない。



知立神社例祭

ミシガンさんの提案で急遽取り入れられた知立神社の例祭。
「山車文楽」と「からくり」は国の重要無形民俗文化財だそうで、
金色に輝く彫り物や色とりどりの天幕が美しい5台の山車が整列し、多宝塔をはさんだ向かい側では舞台を組んで山車からくりの実演が行われている。
境内は身動きも取れぬほどに見物客で埋め尽くされている。
地元の若衆は着物姿だったり、威勢のいいハッピ姿だったり、山車の周りには黒子の人や紋付羽織袴の人たちもいる。

日本の伝統文化がこうしてお祭という形で脈々と後世に引き継がれていくのだろう。世の中の景気・不景気や社会情勢や、その時々の気分しだいでクローズアップされたり、また突然打ち切りになったりする事柄の多い中、神社を中心に地元の人たちがしっかり結びつき繋がっていく。
日本人の心のありようの一端が見えた気がした。


連休の真っ只中にあって、サイクリングの楽しさと、熱した身体にするりと溶け込む抹茶ソフトと、日本の伝統文化から降り注ぐ刺激を受け、何だか有意義な初夏の1日だった。