花と音楽のある暮らし

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2011年1月29日土曜日

11.01.29なごや自転車散歩(名古屋市西部編)

11.01.29なごや自転車散歩


冬ざむの最中、ウェアの選択に迷ったが、先週ちょっと思いついたスキーウェアを試してみることにした。
インナーに長袖シャツ+半袖サイクルジャージ、アウターとしてスキージャケット。
下もオーバーパンツを足首で絞る。靴にはシューズカバー、頭はフェルト帽にヘルメット。
アップダウンの激しいコースには対応できないだろうが
今日のような「自転車散歩」であればきっと「寒さ」と「風」さえ防げれば大丈夫だろう。
それでも自走は自粛して、安全に輪行を選んだ。


笠寺の「日本ガイシスポーツプラザ前にベテランばかり8人集まった。しかも男性ばかり。
自分をベテランの中に入れて良いかどうか迷うところだが、年齢を加味すれば他に言いようがない。
それはともかく45kmの平坦地ということなので、もう少し初参加の人や女性が来てくれてもおかしくないのだが、やはりこのところの天気予報で、サイクリングをためらっているのかも知れない。
連日の低温注意報、強風注意報に加えて平地でも降雪があるかも知れないと注意を浴びせかけられれば、しばらくは家の中の作業を優先しようと思うのが人情かも知れない。


今日の探訪の案内には
――加賀百万石の祖である前田利家(幼名「犬千代」)は天文6年(1537年)に荒子城(一説では前田城)で生まれました。――とある。戦国武将のルーツをたどる探訪あいちだ。

M下さんの先導で東海道の宮宿から進路を西に取り、佐屋街道をあおなみ線の荒子駅まで進む。
馬にまたがって槍を手にする前田利家の銅像は俳優の唐沢寿明に似ていると評判だそうだ。

荒子城址の冨士権現社の境内には「前田利家卿誕生の遺址」の石碑がある。

幼名を犬千代といったことにちなんで「犬千代ルート」と名付けられた道が、新前田橋から前田城址へと続いていく。この前田城址も利家の生誕の地と主張している。
この辺りは日差しがやわらかく、城址の前の陽だまりはポカポカと暖かかった。


昼食はM下さんが下見で目を着けていたドラキチのラーメン屋「昇竜苑」
ドラゴンズが勝った翌日は特別価格のサービスがあるそうだが、オフシーズンはそういった特典はない。
しかし我々8人が11時に入ってから、小さなお店は12時になる前にカウンターも含めて満席になった。ご飯物とラーメンの種類がそれぞれ選べるラーメンランチも安くてうまかったと好評だった。
店の大将は昔自転車に乗っていたそうで、二之瀬が定番のコースだったとか。
なるほどこの辺りからなら二之瀬に行きやすい距離だ。
ACAのサイクリングに参加するよう勧めてきたが、なにしろ定休日は火曜日なので難しそうだ。


戸田川緑地公園はサイクリングロードを周囲に配した広大な公園だ。
「とだがわ陽だまり館」の前の桜は蕾がふくらみ始めていた。


荒子川公園を通り、名古屋港ガーデン埠頭に向かう。
イタリア村の建物群は解体撤去されることもなく色あせていく。
せっかく賑わいを見せていた場所が朽ち果てて廃墟になっていくのは名古屋の行政としてもまずいんじゃないだろうか。なにか打つ手を考えているんだろうか。
遊覧船の金鯱号はとっくに無くなってしまったし、着岸する客船もなく、横浜や神戸とは比べるまでもなく人気(ひとけ)のない港だ。

 
とそこに、屋形船が左のほうから現れた。堀川の観光船だ。微妙に遠くて中に人が乗っているのか椅子の形が見えているのかよく分からないが、飾りっ気がないから回送船だったのかもしれない。そういえば去年の10月には名古屋開府400年に合わせて「ナゴヤ堀川歴史観光クルーズ」というのが「名古屋港」→「宮の渡し」→「納屋橋」→「朝日橋」(名古屋城)まで運航されていて戦国武将隊が案内をしていたそうだが、今も続いているんだろうか。季節的にはちょっと無理かな。

来週は愛知県知事選挙・名古屋市長選挙・名古屋市議会の是非を問う住民投票のトリプル選挙。
果たして名将は出てくるのだろうか。


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