花と音楽のある暮らし

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2011年2月6日日曜日

11.02.06椿大社~御在所散策

11.02.06椿大社~御在所散策

先週のうちに愛知県知事選挙は済ませておいたので、今日は一日ゆっくりサイクリングしても問題なし。

忌も明けて、椿大社への参拝も問題なし。




名鉄から近鉄に乗り換えて、輪行袋を脇に置きシートに座り込むと、タロウちゃんがやってきて隣りに座る。
昨日ACAの掲示板に載った「こるなごさん」の話題で盛り上がる。


桑名駅から西桑名駅に移動するときに、前方にオカポンさんの姿を発見。
呼び止めて3人一緒に北勢線で東員まで行くことになった。





全体的に小ぶりで可愛らしい黄色い電車は単線で、民家のすぐ脇をすり抜けたり、ひらけた畑を我が物顔に走ったりするが、いかんせんスピードが出ない。乗り換えに19分もかけた上にこのスピードじゃ自転車で走ったほうが早かったかもしれない。






東員駅で自転車を組み立ててぐるっと見渡すと、正面方向に役場や体育館らしい建物が小さく見える。その向こうが集合場所の中部公園だろう。
いずれにしても、頭の中に地図を描けるオカポンさんが一緒にいるのが心強い。





芝生の丘になった公園の駐車場に、カラフルなジャージ姿がたくさん見える。
掲示板に参加表明した人数よりずっと大勢だ。


自販機でスポーツドリンクを買って帰ってくると、Fさんが外国人と話をしている。
何語で会話していたのか聞くと、
English Please!・・・コマーシャルのパクりだ。


ピナレロ大矢さんが最後に到着して合計18名。長い隊列を組んで出発。










員弁川を渡って、ずっと南下していく。
菰野の町を抜けて更に南下。椿一宮町で右折するとだんだん上りになってくる。




椿大社の鳥居の前で全員集合。
ちょうどさっきの外人さんと一緒になったので日本語で話しかけてみると、見事な日本語が返ってきた。
・今日はひとりで参加した
 ・以前からホームページを見ていて、機会があったら参加しようと思っていた
 ・母国はフランスで、英語は得意ではない
 ・自転車歴はほとんど生まれた時から。ロードバイクには6歳の頃から乗っている 
   ---さすがにツール・ド・フランスの国。文化というか、環境がそうさせるんですね。
奥さんも乗られるそうなので、次回、スイーツ付きの探訪に誘ってくるように。




椿大神社は伊勢国の一宮であり、猿田彦大神を主神とする日本最古の神社といわれている。
菰野のカンさんの情報によると、節分の日に佐渡ヶ嶽親方と琴欧州関が豆まきをしていたということだ。
私の願い事はいつものように、--楽しいサイクリングが出来ますように。




菰野の道の駅で小休止。
上りに備えてウィンドブレーカーを脱ぐ。フェルト帽も脱ごうかどうか迷ったが、蒸気も抜けそうな帽子なのでそのままにした。


昼食場所となる「あし湯茶屋」の前でもう一度コース説明。
写真を撮ったり、他ごとを考えているうちに聞き漏らしてしまったが、最後からくっついていくだけだから大丈夫だろう。


湯の山温泉駅から激坂が始まる。マイペースで淡々と上る。
幹事さんの話では2kmくらいということだったが、ルートラボでは5kmの平均斜度7%以上になるのを確認していたから、足に負担はかけられない。


しばらく行くとオレンジ大好きクプさんの後ろにつけた。
同じペースで走れると苦しさは半減。心拍数もまだ大丈夫そうだ。そんなに息が上がってしまったわけじゃあない。


しかしこの坂、どう見たって10%は超えているよ。




湯の山温泉の、道が交わるところで菰野のカンさんが自転車から降りて汗を拭いている。
さっぱりした顔をしている。気持よさそう。
ここで帽子を脱いで汗を拭いてから出直そうかと思うのだが、クプさんは足を止めない。


そのまま付いて行くと路面に馬の蹄のような丸い型押しのしてある急勾配。
ここは気合で乗り切る。



小さな橋を渡ったところで左折の道は天に向かって伸びているように見える。
足が吊りそう。クプさんに先に行ってもらい、50mばかり押し歩き。
クプさんにはだいぶ離されてしまったけど、最後は自転車に乗ったままゴールするのだ。
インナーローにしてえっちらおっちら。


GTO北條さんが正面でカメラを構えている。きっと動画を撮影しているのだろう。
ゴールの瞬間は力強いダンシングで駆け抜けようか、それとも両手を広げて喜びを表そうかと思ったが、身体はそんな思いとは裏腹に、えっちらおっちら漕いで到着するのがやっとだった。



ANCHORのホリさん、白いアンカーさん、ピナレロ大矢さん、岡崎の弱足さん、トクポンさんなど、ツールドあいちで上位の人達と、生まれた時から自転車乗りのジェロさんが余裕の表情で待ち受けている。



あたり一面の雪。川の向こうの大石公園は大石こそ見えるものの、真っ白に覆われている。


クプさんの高度計は最高19%の表示が出たそうだ。
この坂を押してでも何でも、全員上りきったとはすごい。




下りは雪解け水か濡れた急斜面の道路。慎重に安全に下りていく。






あし湯茶屋で菜めし田楽をいただいて、タロウちゃんの特製の「桷志田の黒酢」をシークサワーと氷砂糖で割った疲労回復ドリンクを試飲させてもらった。口当たりが良く飲みやすい。鹿屋体育大学の自転車部でも使われているものだそうで、クエン酸・アミノ酸の値が半端じゃないらしい。


飲酒の習慣を黒酢ドリンクに変えることができたら、もう少しローラーに乗る機会が増やせるかもしれない。




こるなごさんのブログが話題になったが、ケイデンス150で83kmをたたき出すパワーは常人ではない。


こんなことは望むべくもないし、椿大社にもお願いしなかったが、次回、青いジャイアンさんが企画する「二ノ瀬」では足付きなしで峠を越えたいなあ。




全員無事に到着。


自走で帰ろうかというオカポンさんを思いとどまらせて、タロウちゃんと3人一緒に桑名駅まで行くことにした。
幹事の青いジャイアンさんが地元だからと桑名まで道案内をしてくれた。


下り基調の12.5km。北勢線に乗るより早く快適に桑名駅に到着した。ここもコースに入れればよかったと思えるほど楽ちんな道だった。






家に到着したのは暗くなってから。
いつもは外で自転車の手入れをするのだが、今日は玄関の中まで持ち込み。
フレーム、ホイールの水拭き、から拭き。
ディグリーザーでチェーンの油落とし、Finishlineゴールドで仕上げ。
いつもよりは短時間に終えて、風呂あがりのビールを飲んで夕ご飯。


心地良い疲労感と充足感で、睡魔に抵抗する気力はもはや残っていない。
写真だけ取り込んでWEBにアップロードしたら、もう義務感も責任感も何もなし。


あとは夢ごこち。




タロウちゃんから間違いを指摘されましたので訂正します。


>黒酢と合わせたのは
>シークサワー ではなくて
>シークワーサー ひらみレモンです。

Wikipediaでは 「シークヮーサー」 と表記されていて、これだと沖縄っぽいですね。
この和名が 「平実檸檬」ということで、ちゃんと聞かないと間違えてしまいますよね?!

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